今すこし時間ができたので、忘れないうちにお産のときの話をアップしようかと思います。
7日。9時ごろ犬の散歩に行って近所をちょっとだけ散歩。なぜかその日はあんまり遠くまで行かないほうがいいと思っていたので、いつもの鬼散歩はしないでいようと思ってました。
その後、家の前の道をほうきで掃いて、いつもそのとき両隣の家の前まで掃いていたので、その日も
隣の老夫婦の家の前まで掃いたところで、その家のおじいさんが来て、「悪いねぇ」と言われたので、「いいえ〜ついでですから〜」とか言っていたんだけど、その掃除の途中でなにやら違和感。。
あれ・・・なんか漏れた?とほうきを持ちながら立って様子をみていたら、またしてもパシャ〜ときて、あ。まさか破水!?と思ったんだけど、さっきおじいさんに気前よくそうじを引き受けた手前、これ最後までやろうかな?と一瞬思ったけど、そんなこと言ってる場合じゃないかも!!と、すぐにほうきを投げ捨ててトイレへ直行。
するとやっぱりこれはお漏らしではないと確信。でも思ったよりじゃばじゃば出ないし、痛くもかゆくもないから、半信半疑ながら一応病院に電話。病院から、破水かもしれないからすぐに病院へ来てくださいといわれ、旦那母に電話して病院まで送ってもらった。
病院に着くとすぐに診察。「あ〜破水してるね。このまま入院してください。」と言われ、入院。
そっから痛くもかゆくもないのに下から水がパシャパシャでる感覚だけあって、羊水なくなっちゃうんじゃないかって心配しながらも、こっからもうお産が始まるから、体力つけなきゃと売店で食べ物を買って食べたり本を読んだりかなり余裕だった。
午後3時半頃。少し陣痛かな?という痛みがたまにやってくるようになるけど、旦那が来るまで旦那母が付き添ってくれて、陣痛室で談笑できる状態。
午後4時半頃。旦那到着。旦那母と交代で付き添ってくれる。
午後5時半頃。いよいよ陣痛が来る間隔が狭まってくる。でもまだ余裕あり。
一応旦那さんに陣痛の間隔をメモってもらう。
そこからが長かった・・・。間隔が10分になったり7分になったり20分になったり・・・と定まらないのが一晩中続き、なかなかお産につながる陣痛にならない。
子宮口はちょっとづつ開くも、全開(10cm)にならなくて、7cmくらいからこの状態を維持。
私は眠気と痛みで、うとうと・・・痛いー!!・・・うとうと・・・痛いー!を繰り返し、酩酊状態。
その間旦那は感覚をメモってくれていて、完徹状態。
そして朝方。私は破水から始まったので、あまり長くこの状態が続くと母体も赤ちゃんも感染症になる可能性があるし、私の体力も減ってきていよいよお産ってときの体力がなくなってしまうから、お産を早める促進剤を点滴で投与。
はじめは促進剤は弱く投与してたんだけどなかなか効かなかった。
次のレベルにすると子宮口が全開になったんだけど、そのときの内診が激痛。
てめー!なにすんだ!って本気で思ったけどいえる状態ではない。
助産師さんから「いきみたい感じする?」と聞かれたけど、イキミタイってどんな感覚だか知らないし、とにかく痛いんだよ!って感じで「わかんないーっ」って言ってたけど、とにかく全開になったのでいよいよ分娩台に。
だんだん強めてレベル3くらいに引き上げた瞬間から怒涛の陣痛ラッシュ!
痛い!痛い!間隔がぜんぜんなくて、いきなりいきみたい間隔ってのがわかった。
でもそのときお産が重なって人が誰一人いず。
結局旦那さんと二人、分娩室で放置。「いきみたくなったらいきんでいいから」と言ったまま助産師さんは立ち去り、結局いきみたい波に任せて旦那さんの手をぎゅーっとにぎって「うーん!!!」といきんでみるが、はじめはどこに力を入れていいのか分からず、戸惑う。
途中様子を見に来て、体勢変えてもいいよと言われたので横向きになりいきむ。
それを繰り返すうちに頭が出そうな感じに。
そうこうしている内に人が集まってきて、じゃあ上向きになって!といわれてテレビで見るようなお産の体勢になって、助産師さんが取り上げるための術着みたいのを着て準備しだして、最後に先生登場で、先生に「ちょっと大きくて出ないから切るね!」と言われ、いわゆる会陰切開ってのを施された。
旦那いわくこのときの私は「瞳孔が開いてた」らしい。
そして、普通は頭がでたらあとは息を抜いて体がするりって感じらしいのに、うちの子は大きかったので、全部がでるまであと2回「いきんで!」と言われた。
そして、待望のわが子との対面!
感動の嵐・・・かと思うでしょ。でも、自分はやりきった感が大きくて、わが子との対面に感動する余裕がなかった。とにかく、「おわったーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!」って感じだった。
旦那さんは感動して泣いてくれてた。それをみて、嬉しいとおもった。
先生は取り上げた瞬間「大きいなーーーー!!」とびっくり。わが子を初めてそこで抱いたとき、私の第一声も「重っ!!」だった。笑
体重を聞いて予想以上の大きさにびっくりしたけど、エコーで先生がムチムチだって言うから、すごいおでぶちゃんかとおもってたけど、ふつうに体が大きいから重いみたいでデブじゃなかった。
すげー脅されたからビビッてたけどまあよかった。。
ま、ほかの赤ちゃんよりはそれなりに体格もいいけどね。
旦那さんは徹夜したし、力も入っていたし、旦那さんは旦那さんで大変だったみたいで、筋肉痛になり、体重が3キロ落ちたらしいよ。笑
でもほんと、彼がついてくれてなかったら耐えられなかったかも。
感謝します。ほんとに。
顔はひどかったと思うけど、気にしてられないねあれは。
余裕一切なし。
でも出産の瞬間の痛みは思い出すと怖いけど、決して想像を超えなかったかも。
体験したみんなが怖いこと言うから相当覚悟してたからかな。
出産の痛みより陣痛のときのほうがきついかも。
陣痛と長い時間に耐える体力と根性が一番必要だと思った。
とにかくいくら聞いても体験するまで分からないもんだったよ。
いやー自分すごいっておもえた。笑
旦那さん、そしてわが子にもお疲れ様!!ありがとう!